【お客様の声】たくさんの有難いお言葉をいただきました。
施工会社の選定に8箇月ほど費やしましたが、辿り着いたのが
リペイント湘南でした。今回、我が家の塗装工事を通じて、改めて
会社選びの大切さと、最も重視する点は「信頼」である、という
ことを学びました。代表の原田さんを中心に皆さん同じ意識を
共有した真のプロフェッショナル集団だと思います。着工初日、現地
にて原田さんから主・副2人の現場担当者に申し送りがなさ
れ、しっかりと時間をかけて綿密な情報の伝達、共有を行う
ところから入っていった光景を見たとき、一つのチームとしての仕事に
対する姿勢に共感するとともに、「安心」して全てを任せられると
確信しました。
工事の途中で照会事項が生じたときも、直ちに現場から代表に確認を取り
代表の判断の下、直接電話をいただき、そのやり取りの後、代表から現場に
指示が下り、現場担当者及び代表からそれぞれ報告を受ける、といったことが
ありました。とある事態に直面しても、一連の対応が実にスピーディーにシステマチック
に取られておられ、感服いたしました。
ホームページの記載内容に一切の偽りはなく、インスペクションに当たっては、住宅の
施工状況や現況などから塗装を始めとする所要の工事の要否を判断してくれ
ました。また、住宅の建て方や構造、材質など建築に関わる知識のみならず
科学的な原理やエビデンスなど、多角的な指標に基づいて診断が行われました。
我が家の場合は、早急に工事を実施すべき部位、項目は特になし、といった
ものでした。この結果を踏まえれば、このタイミングで塗装工事を行う必要はなく
診断費用の4万円だけで済むのですが、新築時の補修跡が浮き出たことに
よる汚れや藻カビを隠したかったことなどから、工事をお願いしました。結果
最初から全塗装を前提とした工事とは違って、確かな診断に立脚した工事と
なったことから、他社の見積もりよりは総額費用を抑えた相応のものとして行う
ことができました。また、工事を検討した当初は全く思いも及ばなかった部位の
予防的な止水処理もあり、非常に衝撃的というか、他社だったら絶対に
提案はされないだろうと思いました。常に「雨漏り」ということを念頭に置いた
リペイント湘南ならではの特徴かと思いますし、家をこの先も長く良い状態で
保っていくとの視点で捉えたときに、インスペクションや予防的な止水処理というのは
費用対効果の観点からも非常に有意なものだと思いました。
工事中は、その日の作業内容が詳細に分かりやすくホームページにアップされ進捗
状況を日々確認することができました。非常に合理的で、顧客からしたら
こんなに親切丁寧に情報伝達してくれる工事会社は他にはないと思います。
とてもありがたかったです。また、ありがたいといえば、窓拭きに関して、2階の
外周は決して自分では手を付けることができない部位ですが、この際、綺麗に
掃除していただきまして、何とも嬉しいサービスでした。さらに、我が家の場合は
工事中の自家用車の一時保管場所に悩んでいたのですが、会社の駐車場を
利用させていただくことができまして、これは本当に助かりました。
ファーストコンタクトとなるインスペクションの依頼から最終的な工事完了に至るまでの間
原田さんを始め、社員の皆様におかれましては、御多忙にもかかわらず、本当に
誠実に丁寧に御対応くださいました。技術的なことだけでなく、人間的にも
素晴らしい方々が揃った会社だと思います。
すべてを終えた今の率直な感想として、隣市の藤沢にプロフェッショナルな
職人(原田さんは「学者」と言った方が似合うかもしれません(笑))が揃った
優れた塗装会社があったという事実、そしてその会社との御縁を持てた
ことに感謝し、湘南に住んでいて本当に良かったとつくづく思いました。
最後に、連日「命に関わる危険な暑さ」の中、お仕事に御精励ください
ましたこと、心から感謝、御礼申し上げます。本当にお疲れさまでした。
これから先も、家のことで何かあったら、御相談させていただきたいと思って
おります。
引き続き、どうかよろしくお願い申し上げます。
(アンケート文字起こしここまで)
詳細なレポートに加え、過分なお言葉を賜り、誠にありがとうございます。お書きになられている内容は弊社が業務上大切している理念や、それに基づく指針方針のダイジェストと申し上げてもよく、深いご理解に感服いたしております。
弊社が最も大切にしており、また、全国の塗装店とまったく異なると自認するところは、「塗装工事自体は建物の維持延命に供しない」という厳然たる事実を見解としている点です。
塗り替え工事を主力商品としている塗装業者のほぼすべてにおいて、塗装工事の第一義たる目的は『建物を守ること』としています。それゆえ、自分たちは地域に対する「社会貢献」をしているとまで標榜する業者もいます。
では、塗装するとしないとで、建物の耐久性に違いがあるとする根拠は何なのでしょうか。否、そもそも、建物の耐久性とは何なのでしょうか。
塗装するかしないでどのような違いがあるかを比較したデーターがなく、それどころか、耐久性の定義もなしに、社会貢献とまで言ってしまう業者は、ある意味コンシューマーを欺いていることになるのではないでしょうか。
弊社では、塗装工事よりも外装インスペクション(建物状況調査)を実施することを推奨しています。しかも、弊社のインスペクションは、既存住宅状況調査技術者をはじめとした、インスペクター資格を扱っている団体のものとは趣を異にします。
災害を除けば、建物の維持延命を阻害する要素のほぼすべてに、意図しない水分の滞留が関係していると考えています。そして、その多くは雨水の浸入です。ただし、前述の行政や各インスペクション団体の見解であるところの、雨水の浸入を防止する部分の劣化が原因であったことは、我々の経験則ではほとんどありません。実は、特に木造建築物における雨漏りの原因は、新築時や改修時における取り合い(異種の建材の接合部)の納まり(組み立てる上での仕組みの工夫)の不備が原因であることが大多数を占めるのです。
では、雨水の浸入を防ぐには、誤った納まりを適切な状態に変更することが求められますが、それを現実化するためには、正しい仕組みを理解する者による子細な調査が必須です。患者に対する医師のアプローチと同様です。それはある意味当然で、異常を正常に導くためのプロセスに違いがあれば、そのほうがおかしいことは理解に難くありません。
翻って、塗装が建物の維持延命に直接的に役に立つことはありません。したがって、塗装すれば建物を守ることにつながり、結果として社会貢献に寄与しているという根拠は絶対にありません。弊社では、業界内で非難にさらされようと、また奇異な業者として多くのコンシューマーから色物扱いされようと、真実を啓蒙するために覚悟を持って事業に邁進してまいります。
貴兄におかれましては、一般的な感覚から大きく外れている弊社の理念を正しくご理解くださり、また、共感を賜りました。率直に、大いなる感謝を伝える適切な言葉を持ち合わせておりません。最大の謝意にて、心より厚く御礼を申し上げます。
今後とも、長くご縁を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
リペイント湘南 原田芳一