【施工者の責務】X(ツイッター)を更新しました
施主や元請から無理な施工を強いる注文が下りてきたときに、毅然とした態度で「この仕様では品質・安全が保てない」と進言することが、施工者の責務であるはずです。なぜなら、施工を強行すれば、損害を被るのは他ならぬ施主だからです。
ビジネスの世界では断らないことが成功の秘訣であるかのように言われていますが、それは手抜きが許されない環境である場合に限局されます。年月を経ないと成果がわからない建築のような業種においてその考え方を貫くと、たとえ成功したとしても、人として大事なものを失いかねません。