SDGsの取り組み

私たちの考え方
私たちは、建物の維持管理における従来の慣習を見直し、持続可能な社会の実現に貢献することを使命としています。
現在、日本では既存建物への塗装工事、いわゆる「塗り替え」が一般的に行われています。しかしながら、この塗装工事は必ずしも建物の耐久性向上につながるものではなく、むしろ適切でない工事によって建物の劣化を早めてしまう恐れがあります。
私たちは、その事実を社会に啓発するとともに、「真に建物を長持ちさせるための取り組み」を進めています。
事業の柱
弊社は単なる塗装工事会社ではなく、「既存建物の維持延命」を事業の柱とし、以下の研究と実務(調査・工事)を展開しています。
・外皮における 雨水浸入防止(雨仕舞)の改善
・通気/換気性能 の確保
・気密/断熱性能 の向上
これらの取り組みは、建物の寿命を延ばすだけでなく、居住者の快適性や健康への寄与、省エネルギーによる環境負荷の軽減にもつながります。
SDGsとのつながり
既存建築ストックを合理的に活用することは、経済・社会・環境の三側面すべてに効果をもたらします。
経済面:修繕・改修コストの抑制、資産価値の維持
社会面:安全で安心な住環境の提供、地域コミュニティの持続
環境面:廃材削減、省資源化、CO₂排出削減
これらは、SDGsの理念に直結する取り組みであると考えています。
主なSDGs目標
私たちの事業は、以下のSDGs目標の達成に貢献しています。

建物を長期にわたり安全に利用可能にすることで、地域社会の持続的な発展に貢献します。

建物の長寿命化は、解体や新築に伴う廃棄物の排出を抑制し、限りある資源の有効活用につながります。

建物の断熱性能を向上させることで、冷暖房のエネルギー消費を削減し、CO2排出量の削減に貢献します。
今後の取り組み
私たちはこれからも、既存建物の価値を最大限に引き出す技術を追求し、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。 建物を「長く使い続ける」ことの重要性を発信し、未来の世代に豊かな資産を引き継ぐためのパートナーとして、皆様と共に歩んでいきたいと考えています。