【完工事例】[18.7.21]横浜市Aビル・雨漏り再現調査(担当:能登広)
物件データ
施工中リポート
2018年5月18日 事前調査
建物外観
雨漏り診断士の資格所持者がお伺いし、建物の「事前調査」を行います。
A:雨水浸出位置
4階心理相談室前室のドア上枠が、雨水浸出位置とお伺いしました。
A:雨水浸出位置
サーモグラフィーカメラでは、特に異常値はみられませんでした。
浸出位置近傍に、雨水はたまっていないものと思われます。
A:調査箇所
雨水浸出位置の直上はに、写真の消火栓があります。
A:調査箇所
内部はさびが発生し腐食していました。
さびは湿っています。
雨水が浸入しているものと思われます。
A:調査箇所
このような状況です。
扉を閉じた状態で、この消火栓に散水します。
B:雨水浸出位置
A:雨水浸出位置より約2.7m北西に移動した梁の隅角部が、雨水浸出位置とお伺いしました。
B:雨水浸出位置
サーモグラフィーカメラでは、特に異常値はみられませんでした。
浸出位置近傍に、雨水はたまっていないものと思われます。
B:雨水浸出位置
雨水浸出位置天井内部を撮影しました。
目立ったシミなどは見られません。
B:雨水浸出位置上部
雨水浸出位置直上は、外部通路の金属壁内側になります。
B:雨水浸出位置上部
金属壁内部を上方に向け撮影しました。
既存のALC外壁が見えます。
B:調査箇所
雨水浸出位置の上部は矢印で示した箇所になります。
B:調査箇所
先ほどの箇所を上部から撮影しました。
矢印の位置の下方が雨水浸出位置となります。
B:調査箇所
矢印の位置の状況です。
B:調査箇所
矢印の位置の状況です。
B:調査箇所
板金が折り重なっており、ところどころシーリングが破断しています。
B:調査箇所
板金が折り重なっており、ところどころシーリングが破断しています。
2018年7月21日 散水調査
建物外観
雨漏り診断士の資格所持者が、疑わしい箇所に水をかけて、漏水箇所を特定する「散水調査」を行います。
調査①
屋上消火ホース収納ボックス上部へ散水しました。
7/21 9:35~9:54
雨漏り再現(約19分)しました。
調査①
屋上消火放水ホース収納ボックス上部へ散水から、約10分後に外階段とタイル外壁との取り合い部より浸出しました。
(※屋上の外階段側の床は、濡れていない状態です。)
調査①
4階待合場天井、梁の横より浸出しました。
調査①
サーモグラフィーにて浸出位置を撮影しました。
青色の部分が浸出により、濡れている部分となります。
調査①
4階天井、梁の脇より浸出後、
心理相談室のドア上枠より浸出しました。
7/21 10:12
雨漏り再現 (梁の横から浸出後、約18分)しました。
調査②
最上部屋上へ散水しました。
7/21 11:35~13:05
漏水再現しませんでした。
以上、散水調査の結果、漏水箇所を特定しました。