【完工事例】[20.9.30]藤沢市K社・雨漏り再現調査(担当:能登広)

物件データ

施工中リポート

2020年9月30日 散水調査

雨漏り診断士の資格所持者が、
疑わしい箇所に水をかけて漏水箇所を特定する「散水調査」を行います。

調査①

室内漏水箇所上部、折板屋根ボルトへシャワーヘッドにて散水しました。
(南西側より北へ6コ目、東へ9コ目のボルト)

2020/9/30 10:25~10:46
漏水再現(約21分) しました。

 

調査①

漏水位置直上の天井裏吊ボルトよりの浸出が確認されました。

 

調査②

折板屋根、調査①ボルト付近へ
2m散水しました。

2020/9/30 11:00~12:30
漏水再現しませんでした。

以上、散水調査の結果、漏水箇所を特定しました。

総合所見

折板屋根のボルトには、シーリング処置の上、ボルトキャップを被せてありますが、経年劣化などにより、シーリングの切れやボルトキャップのズレなどで、隙間が出来てしまったことにより雨漏りが発生していると思われます。
当該雨漏りは、原因となる雨水浸入位置が1箇所であり、雨水浸出位置が複数箇所である「単一浸入雨漏り」です。
ボルト廻りのシーリングの再処理を行うことで、止水するものと思われます。