【建材至上主義】X(ツイッター)を更新しました
「この屋根材は○○年の耐久性があります」「この塗料は○○年もちます」「この防水材は~」
我々実務者は、雨漏りの原因に関し、建材そのものではなく、建材と建材の接合部、いわゆる「取り合い」であることが圧倒的であることを知っています。それがわかると、建材の耐久性など、建物を総合的に考える上では取るに足らない数値であると気づきます。建物の耐久性を左右する最も重要な指標は、建材でなく、建物に施されている”仕組み”なのです。
ですから、消費者の皆さんには、絶対に【建材至上主義】に陥るなと、声を大にして言いたいです。建材に注目しすぎて視野が狭くなると、意味のないものに散財することがほぼ確実に起こるからです。