【歴史的建造物の耐久性能が高い理由】X(ツイッター)を更新しました

日本は高温多湿で、木材にとって決して好適な環境とはいえないのですが、それにも関わらず、最古の木造建築物である法隆寺をはじめ、築後1000年を超える木造建物が多く残っています。

かたや現代建築において、木造住宅の法定耐用年数は33年です。実際の寿命は、フラット35基準では50~60年、劣化対策等級3では75~90年、長期優良住宅認定では100年超とされていますが、それでも1000年超の建物の足元にも及びません。

なぜ現代建築のほうが劣後しているのか?その理由について、社会的な視点から考察してみました。