【信じるべきものは】X(ツイッター)を更新しました
- 雨漏りしたので建てた会社に相談したが雨漏りは専門外だと言われ、「雨漏りを専門に扱っているに会社に連絡してみてください」とアドバイスされたので問い合わせた。
- 外壁塗装工事店に雨漏りの相談をしたところ雨漏りは専門外だと言われ、「雨漏りを専門に扱っている会社に連絡してみてください」とアドバイスされたので問い合わせた。
こういった内容のお問い合わせは、正直かなり多いです。
そもそも、雨露を凌ぐことは建物の主目的のひとつです。その観点から、建築会社が雨漏りの知識を持っていないということはあってはなりませんし、それでは建築会社としての体をなしていません。
また、日本にあるほぼすべての外壁塗装工事店は、その見解として、定期的に塗装することはマストであり、塗装することによって建物の耐久性が上がるとしています。翻って、天変地異を除き、建物に及ぼすダメージのほぼすべての原因は、意図しない水の存在です。「意図しない水」は、雨漏り・結露・設備の漏水の3つに分けられますが、これらが建物に最も影響するのです。したがって、雨漏り(や結露や設備)について知識がないにも関わらず、建物の耐久性について論断などできるはずがないのです。
結論、雨漏りの知見を持たない建築会社や外装工事店は避けるべきです。企業規模、施工実績、営業担当者の対応、こういった要素に引っ張られないようにしなければなりません。
「ではいったい何を信じればいいの?」という質問が返ってきますが、私は決まってこう答えます。
「最も信用すべきは自分自身です」
※写真はイメージであり、本文とは関係ありません。