厨房などの床で使われている側溝の蓋を清掃し、防滑仕様で塗装し直しました!
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急に寒くなってきましたね。
先日あわてて布団や衣類の入れ替えをしました。^^;
実は扇風機もきれいにしてからしまいたかったので出しっぱなしで…ハハ…^^;
子供たちの行事がひと段落したタイミングでプロペラを外してぜ~んぶ丸洗い!
きれいになりました!
扇風機をしまう代わりにガスヒーターを出し、冬支度もほぼ完了です!
皆さんはどうでしょう?
今年は比較的お天気にも恵まれているようなので、順調に進んでいるでしょうか?
ちなみに私は大掃除はやめまして…気づいた時、出来る時にやる小掃除に切り替えました。
年末のプレッシャーから少し解放されて楽になりましたよ~♪
さて、住宅の外壁塗装や屋根塗装がメインの弊社ですが、実は住宅以外にもいろいろなお仕事をさせていただいております。
今回はそんな弊社のお仕事をチラ見せしたいと思います!(笑)
今回ご紹介するのは厨房の床にある側溝の蓋???の塗り替え塗装です!(笑)
厨房の床の側溝の蓋???
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百聞は一見にしかず!
この部分の塗り替えを行いました!
ちなみに上3枚は仕上がってます。
今回の工事のポイントは密着と防滑!
厨房で働く方たちが安全にお仕事ができるよう心を込めて施工しました!
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引き上げてきた蓋です。
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こちらは少し形が変わってグレーチングと呼ばれる側溝の蓋になります。
既存塗膜がところどころ剥がれ、油汚れもかなりついています。
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塗膜がガッツリ残っていて、汚れもついています。
このままでは塗装は出来ません!
まずは塗装ができるようになるまでの工程をご覧ください!
塗膜剥離(とまくはくり)
何やら難しそうな4字熟語…ではなく、読んで字のごとく塗膜を剥がすことで、私たちが塗膜の密着を優先に考えて塗装を行う際に、脆弱な塗膜の剥離(除去)は欠かせない工程になります。
これがなかなか大変なんです!
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今回は剥離剤と呼ばれる薬品を使用し、塗膜を剥がすことにしました。
刷毛で薬品を塗り込んでいます。
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今回は頑固そうな塗膜だったので、剥離剤を塗装後にラップをすることで、既存塗膜に剥離剤をより侵透させるようにしました。
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こうやってペロ~ンと剝けると気持ちいいのですが…
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大半は少しずつ…
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少しずつ…
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薬剤塗布 ⇒ ラップ ⇒ 剥離
この工程を繰り返して塗膜を除去してゆきます。
洗剤洗浄
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通常の剥離剤だけであれば水洗いでOKなのですが、今回は厨房の床ということで油汚れも一緒に落とす必要があったため
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中性洗剤を使用し、パッドと呼ばれる硬いスポンジのようなものでゴシゴシ擦り洗いをしました。
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持った時に手に油汚れが付き、塗装面を汚してしまうことがないよう、側面や…
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裏面も洗剤洗浄を行いました。
ところで、写真が何故青いのか気になりませんか?
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今回のお仕事の依頼を受けた時に私が一番考えたのが、洗浄の際に流れてしまう塗膜片等のカス。
どうにか流さずにできないものか…
最初は排水口になにかカバーをすることも考えたのですが、私、ひらめきました!
不織布でできた車用の養生シートがあるのですが、その中にすっぽり入って洗えば、どこにもカスを流さずにすむはず!
で、やってみたのがこの写真です!
上の写真が青かったのはこの中で撮っていたから。
ポージングはともかく…笑
なかなかのグッドアイデアだと思いませんか?(自画自賛!笑)
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道行く人は、あのおばさん何やってんだ???って感じだったと思いますが…^^;
写真を見てください!
もうこれは完ぺきとしか言いようがないくらい確実にカスが取れてます!(どこまでも自画自賛!笑)
うっほっほ~い!
ここまで取れると気持ちいい!
と、まぁ、誰も褒めてくれなかったので、ひとしきり自分で褒めあげたところで本題に戻って…(笑)
ピカピカに洗い上げられた蓋ですが、実はまだ剥がしきれていない塗膜が…
ケレン
ケレン…私たち塗装職人には欠かせない言葉ですが、一般的には聞き馴染みのない言葉ですね。
語源は英語のclean(クリーン)からきているという説もありますが定かではありません。
ケレンとは被塗物を塗装できる状態にするまでに必要な工程、例えば脆弱塗膜の除去であったり、さび落としや汚れ落とし、目荒らしなど全て含めて『ケレン』と呼んでいます。
逆に言えば、塗装できる状態というのは、脆弱な塗膜や油分、汚れなどもなくきれいで、錆もない、もしくはあってもポロポロと落ちない程度に削られていて、適度な目荒らしがされた状態のことを言い、この状態に持っていくための工程ということになります。
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剥がしきれなかった塗膜の除去と目荒らしを兼ねて電動工具でケレンを行っています。
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下地の状態に応じてアタッチメントを交換してケレンを行いました。
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きれいです!
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ここまできて、ようやく今回の塗装のポイントの一つである『密着』を確保し、塗装ができる状態になりました!
下塗り
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下塗りも下地に合わせていろんな種類の下塗り材がありますが、今回は『密着』を考え金属用のプライマーを塗布しました。
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下塗り後です。
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こんな感じで下塗りを行いました。
今回の材料の塗り重ね乾燥時間(次の工程に移るために硬化に要する時間)は6時間以上72時間以内と定められているため、仕様に従い十分に乾燥させました。
メーカーから出されている仕様を守ることも『密着』に必要な要素になります。
上塗り1回目と珪砂散布
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一人で塗っていたので施工中の写真が撮れなかったのですが、今回の工事のもう一つのポイントでもある『防滑』仕様にするために、上塗り1回目を行いながら珪砂と呼ばれる砂をほぼ同時に散布してゆきました。
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表面に砂が乗っているのがお分かりになるでしょうか。
今回は被塗物に穴が開いているので、念のため標準散布量の1.5倍くらいの珪砂を用意し、状態を見ながら防滑に十分な量の珪砂を散布しました。
上塗り2回目
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上塗りの2回目を行う前に余分な砂を払いました。
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余分な砂を払っただけで、きれいに見えますね。^^
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近くで見るとこんな感じです!
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こちらもいい感じ♪
これだけざらつきがあれば『防滑』の効果を発揮できそうです!
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上塗り2回目を行っているところです。
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塗装後です。
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汚れた塗膜と油にまみれた側溝の蓋たちが蘇りました!^^
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乾燥後養生を剥がして完成です!
納品は完全養生まで48時間との仕様に従い、施工後3日目に行いました。
納品後の経過も良好とのこと、少しでも長く、安全に使用してもらえたら嬉しく思います。^^
最後までお読みいただき、ありがとうございます。^^
こんなことはやってもらえないかも?と思ったことでも、出来ないことは出来ません!ときちんとお話しさせていただきますので、まずはご相談してみてくださいね!^^