【詐欺かも?】『お宅の屋根、大変なことになってますよ!」と飛び込んでくる悪徳業者にご注意ください!

 

ご無沙汰してしまいました。(汗)
今年の1月はいつになくバタバタと忙しく…気が付けばすっかり日も伸び、花粉が飛ぶ季節に!
時が過ぎるのが早すぎて怖い今日この頃です。^^;

弊社の1月はというと、今まで施工させていただいたお客様のもとへ、新年のご挨拶を兼ねた定期点検に伺っています。
基本的には施工後1・3・5・7年と2年ごとに伺い、丸10年を見届けるまで行っています。
ご挨拶と点検に伺った際に、毎年言われるのが

『お宅の屋根、大変なことになってますよ!』と突然来た業者さんに言われたというもの。

数年前に比べるとだいぶ減ってきたようにも感じますが、それでも年始に限らず、毎年何件も同様のお問い合わせをいただいています。

不安でご連絡を頂くケースもあれば、これは怪しいと冷静に対処されるケースもありますが、怪しいと思っても心のどこかでは多少不安に感じるものですよね。
中には残念ながら慌ててその業者さんに施工させてしまって、それこそ大変なことになってしまったケースも…

そうならないためにも、今回は大変なことにはなっていないと私が断言する根拠をお話ししたいと思います!

(中にはシーリングの破断などを指摘してくるケースもあるようなのでその場合にはこちらをお読みください!)

 

屋根は下から確認できる???

お客様からお話を伺う限り、突然来られた業者を名乗る人物は下から屋根を見て『お宅の屋根・・・』と、たいていは屋根の不具合を指摘してくるようです。
何故下からではよく見えない屋根を指摘してくるのか・・・それはよく見えないからなのでしょう。

 

家の前に立って、家を眺めてみます。

  

少しずつ動いてみて

  

家の周りを

  

ぐるり…

このお宅では東面以外の面から家を眺めることができましたが、どの角度からも屋根を見ることは出来ませんでした。

  

実際にこのお宅の屋根はこのような状態でした。

  

  

  

ここまで劣化していれば、遠くからでも確認できるレベルですが、ここまで劣化していても、いますぐ工事をしないと大変なことになるということはありません!

 

遠くからなら確認できる???

大型台風の被害現場です。

近くからでは屋根は見えないので、屋根が見えるところまで離れてみました。

丸の中、突起があるように見えます。

   

拡大してみました。

板金がめくれあがっているのが確認できます。

   

同じく離れた個所から屋根を見てみます。

   

よく見てみれば、確かになにか白っぽく見えます。

   

実際に屋根に上がってみたところ、瓦が1枚割れ落ちているのが確認できました。

   

屋根が見えるところまで離れています。

   

よ~~~く見てみると、白っぽく見える個所が2箇所確認できました。

   

実際に上がってみると瓦が2枚剥がれていました。

 

上の写真の不具合はお客様が気づきご連絡をくださったケースです。
これだけの不具合でこそ、あれ?なんかおかしいぞと分かりますが、私の友人宅に訪れた業者は『ほら、あそこの釘が1本抜けているでしょ?』と指摘してきたそうです。
私は屋根のひび割れはおろか、釘が1本抜けているなんて下から見えるか???と疑問に思いますが…


ちなみに、釘の1本や2本はどこの屋根でも浮いているし、瓦にひびも入っています。
それでも屋根は大変なことにはなりません!

よく見えない屋根だからこそ、プロだからわかるのだ!と言ってしまえば多少なりとも説得力があるように感じますが、仮にプロだったとしても下から見える屋根なんてたかが知れてます。

写真のように下から見えるほどの不具合であれば、お客様ご自身でも確認できるはず!なんです。
さらには重篤な状態であれば、軒裏や外壁など、屋根以外の箇所に不具合が出る可能性も高いです。

工事現場のまわりが狙われやすい

先にお話しした通り、屋根は下からはほとんど見えません。
なので『近くで工事をやっていてお宅の屋根が見えたんだけど・・・』と、言ってくる人も多いようです。

お客様からそのようなご連絡をいただき、はじめは私も不安になったので近くの現場を探して現場の方にお話をして足場に登らせていただきましたが特に不具合は確認できず、現場の方も「うちの職人はそんなこと言わないと思いますよ。」と。

今でこそ私も大丈夫なんだと断言できますが、その当時はなんでそんなこと言ってきたんだろう?と不思議に思い、不安にもなりました。
しかし同様の問い合わせをいただくようになり、そういうことか!と状況がつかめた次第です。

以前には、弊社で施工している現場の隣の家に弊社の職人を装って訪ねた人がいて、たまたまご近所同士仲が良かったので連絡を取り合い弊社にも確認のご連絡を頂けたので、それはうちの社員ではありません!とお伝え出来たので良かったのですが・・・

 

施工させてしまったけれど…

別のお客様で突然来た業者に慌てて施工させてしまったけれど、どうもおかしな気がするから見に来て欲しいと言われて確認に伺った時は、屋根の無残な姿に言葉をなくしました。

屋根が大変なことになっていると言った業者は屋根板金の下の貫板と呼ばれる木材の交換を行ったようですが、数年前に私たちがきれいに仕上げた屋根は傷つき、板金は無理やり外したのか折れ曲がり、それをまた伸ばしてつけ直したようで、歪み、塗膜は削れ…

屋根の変わり果てた状態にとても悲しい気持ちになったことを覚えています。

 

あきらかな不具合がなければ慌てるべからず!

もしかしたら善良な業者さんが、本当に不具合を指摘してくれているケースというのもあるのかもしれません。
かくいう私も、現場のお隣の屋根の瓦がずれ落ちていたので、その状況と間違いなく自身の家だと分かるように写真を撮りお伝えしたことがあります。

そこまでしたのは私が事実をお伝えしたかったからです。

伝えたい思いがあれば、ご確認いただくための手段はあるのではないでしょうか。
少なくとも私が今まで『お宅の屋根…』で、お客様からご連絡をいただき確認に伺った現場では、経年による劣化こそあれ、今すぐ工事が必要な顕著な不具合があったケースはありませんでした。
ですので、

何を言われようとも慌てずに対処しましょう!

また、工事のことはよくわからないからと逃げてしまう方も多くいらっしゃいます。
お気持ちはよ~く分かりますが、理解する気持ちがあればそんなに難しいことはありません。
まずは自身で確認してみましょう!

その際には、分かりやすい言葉で説明してくれるか、質問に丁寧に答えてくれるかなどもチェックしておきましょう!

そしてきちんと理解し納得出来てから工事を依頼しましょう!

 

何を言われても慌てない!
・自信がなくても自身で確認してみる!

納得できない工事はしない!

 

それでも不安に感じてしまったら、どうぞお気軽にご相談ください!^^