【完工事例】[08.7.21] A様邸 外壁塗装・屋根塗装・外塀塗装・他塗装 

物件データ

塗り替えの内容
外装塗り替えおよび修繕
築年数
20年
施工期間(休工日を除く)
2008/7/21~2007/8/8 17日間
延べ施工人数(人工)
40人工(足場除く)
外壁仕様塗料
超低汚染型塗料ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)【色:CR10YR38】
屋根仕様塗料
パワーシリコンマイルド2(水谷ペイント)【色:ブラック(常備色)】

施工中リポート

1.2008年07月21日

本日より塗り替え工事が始まりました。^^
しばらくは鬱陶しいとは思いますが、ご協力お願い申し上げます。m--m

足場は弊社で組み上げました。

追伸・・・幔幕が新しくなりました^ ^

2.2008年07月22日

今回は写真のようにシーリングなどの劣化が激しいところがあったため、洗浄前に補修工事を行うことにしました。

3.2008年07月23日

既存のシーリング材を撤去し、シーリング用の養生をして、目地の深さに応じてバックアップ材を入れていきます。バックアップ材を入れることで、側面にのみ接着されるため(2面接着)建物の動きに追従しやすくなります。

4.2008年07月24日

シール材を充填する前にプライマーを塗布していきます。

5.2008年07月24日

シール材を充填し、均していきます。
暑いので、もたもたしているとシール材がすぐ硬くなってきてしまいます。@@

6.2008年07月25日

今日は洗浄工事です。
屋根にはびっしりとコケが生えていました。きれいになっているのが良く分かります。

7.2008年07月25日

チョーキング(塗膜が劣化し粉化した状態)していた外壁も高圧水洗できれいになりました。^^

8.2008年07月25日

外塀にも場所によって、どうしても藻やカビが生えがちです。これらもなるべく残さず、きれいに洗っていきます。

9.2008年07月25日

ちなみに・・・

こちらは屋根の洗浄前です。
全体的に藻やコケ、ガビが生えているのが分かります。

10.2008年07月25日

こちらが洗浄後です。
こんなにきれいになりました。^^

しっかりと汚れを落とさないと、剥がれや膨れの原因になってしまいます。

11.2008年07月26日

今日は大工さんが、水が入り腐ってしまった玄関庇の補修を行いました。

写真が天井を開けた時の状況です。
木が腐り、ぼろぼろと落ちてしまいました。
写真で分かるでしょうか?
中央に移っている丸い管が雨樋です。これを目印にこの後の写真もご覧ください。

12.2008年07月26日

新しく木を継いで補強しました。

13.2008年07月26日

反対側もこのように補強しました。

14.2008年07月26日

最終的にはこのような形で、かなりがっちりと補強することができました。^^
後は天井になるボードを取り付けて、大工工事は終了です。

15.2008年07月26日

大工さんが工事をしている間に私たちは、鉄部や樋などのケレン(さび落しや目荒し)、さび止め塗装などを行いました。
写真は霧除けのケレンをしているところです。

16.2008年07月26日

ケレンした霧除けにさび止め塗装をしているところです。

17.2008年07月26日

そのほかこんなところもケレンしていきます。
こちらは軒裏です。

18.2008年07月26日

こちらは破風板や鼻隠しといって、屋根の下辺りをぐるっと回っている木部です。
かなり劣化していたので、まずは大きく剥がれている塗膜を皮すきというヘラの様な道具を使ってそぎ落としました。

19.2008年07月26日

次に紙やすりで、とにかく落とせるだけ落とし、落としきれなかったものについてはなるべく段差が出ないよう一生懸命削っていきます。
真夏にはクラっとするほど厳しい作業です。^^;

20.2008年07月26日

雨樋にもケレンが必要です。
このように目荒しすることで、塗料の密着が格段によくなるので、とても重要な作業なのです。

21.2008年07月28日
22.2008年07月29日

気合を入れ直し、屋根塗装です。
まずは下塗り。
たっぷりと浸透させていきます。

23.2008年07月29日

下塗り後、タスペーサーという縁切り材を挿入しました。
タスペーサーを挿入すると、毛細管現象で水が吸上げられることも無くなりますし、中に入った水分が外に出やすくなります。
雨漏りや木下地が腐っていくことを防ぐことができる優れものなんです。^^

24.2008年07月29日

上塗りの1回目です。
今回は1回目と2回目の色を変えて施工しました。
色を変えることで確実に2回塗ったかどうかが分かります。

25.2008年07月30日

上塗りの2回目です。
洗浄後のパサパサした屋根と比べてみると、しっとりツヤツヤになっているのが分かりますね。^^
そのほか、唐草などの塗装も行いました。

26.2008年07月31日

今日は昨日からはじめた養生の続きと軒裏の塗装などを行いました。写真は上塗りの1回目です。
今回のお色はなんと黒です。見たことはありますが、施工させていただくのは初めてです。
中央に見えるグレーの点々は、釘頭に塗装したさび止めです。

27.2008年07月31日

軒裏の上塗り2回目です。
さて、どのような建物になるんでしょう?仕上がりが楽しみですね。^^

28.2008年07月31日

外壁の塗装を行う前、シーリングを新設した箇所に「シーリング材可塑剤移行防止プライマー」を塗布しました。
これは「ブリード」と言って、シーリング材から染み出てきた可塑剤が上塗り材へと移行し、表面をベタベタさせてしまい、そこへ汚れが付着する現象を防ぐものです。分かりにくい・・・^^;
よく、外壁に太いミミズが這ったような痕を見かけたことがないですか?あれです。あれ。^^
あの現象を防ぐためのものです。

29.2008年08月01日

昨日の続きで外壁の下塗りです。
ファイン浸透シーラー(日本ペイント)を使用しています。
その名の通り、しっかりと染み込ませていきます。シミコメシミコメ・・・

30.2008年08月01日

外壁の上塗り1回目です。
じゃ~ん!
今回はお色がガラっと変わりました。^^
塗っていても非常に楽しい瞬間です。^^

31.2008年08月02日

外壁の上塗り2回目です。
今回お選びいただいたお色は5分艶なので、しっとりと落ち着きのある感じに仕上がってきました。

32.2008年08月04日

外壁の塗装が終わり、今日から破風板や樋などの細かい箇所の塗装です。
意外と外壁よりも時間がかかる作業です。
写真は破風板や鼻隠しなどの木部の下塗りです。

33.2008年08月04日

破風板、鼻隠しの上塗り1回目です。
アクセントカラーも軒裏と同じく黒です。

34.2008年08月04日

こちらは軒樋の上塗り1回目です。

35.2008年08月05日

今日は昨日の続きで、細かい箇所の上塗りの1回目と2回目、雨戸、戸袋のさび止め塗装などを行いました。
写真は破風板、鼻隠しの上塗り2回目です。

36.2008年08月05日

軒樋の上塗り2回目です。
どんどんと色が付いていきますね。^^

37.2008年08月05日

雨戸のケレン(さび落し及び目荒し)をしているところです。
塗料の食いつきを良くします。
塗膜も踏ん張る場所が欲しいんですね。^^

38.2008年08月06日

今日も引き続き細かい箇所の塗装です。
写真は戸袋の上塗り1回目です。
グレーに見える部分がさび止めです。

39.2008年08月06日

こちらは上塗りの2回目です。
艶が出て、きれいになりました
・・・けど、分かりにくいですね・・・^^;

40.2008年08月06日

配管テープもお色直しです。^^

41.2008年08月07日

今日は工事中に汚れてしまった窓も拭き掃除をして、足場の撤去を行いました。
真夏の暑さの中での足場撤去はこたえますね~。
水分をいくら取っても足りない感じです。@@;

42.2008年08月08日

今日は足場があってできなかった、外塀の塗装などを行いました。
グレーに見えるところは、事前に行なっていた補修の痕です。
こちらは上塗りの1回目です。

43.2008年08月08日

そして、上塗りの2回目です。
きれいになりました。^^

44.2008年08月08日

施工前の写真です。

45.2008年08月08日

こちらが、施工後です。
大胆な色使いながらも、落着いた感じに仕上がりました。お客様のセンスの良さに脱帽してしまいます。
写真以上のすばらしい仕上がりです。^^
暑い中での作業でしたが、お客様の優しい心遣いに助けられ、無事に作業を終えることができました。ご協力ありがとうございました。m--m