外壁塗装でよく語られる建物の耐久性が損なわれるとは何か?

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今回は、外壁塗装でよく語られる「耐久性」という言葉について、そもそも何をもって耐久性が損なわれたと判断するのかを考える投稿です。

「耐久性が損なわれる」とは何を指すのか

建物の耐久性が損なわれるとは、いったいどのような状況を指すのでしょうか。

塗り替えメンテナンスに携わる者が「○○年耐久」と語るのであれば、まずはどうなったら耐久性が損なわれると判断するのか、その閾値を示すことが必要です。

年数だけを根拠に不安をあおるのではなく、どの現象が、どの程度進行したら、建物にどのような影響を与えるのかを説明することが大切です。

ひび割れやチョーキングだけで判断してはいけません

ネット上では、ひび割れ、チョーキング、撥水性の低下などが、塗り替えのサインとして紹介されることがあります。

しかし、それらを耐久性低下の閾値とするなら、その現象が発生した結果、建物に何が起こるのかまで説明しなければなりません。

単に「ひび割れがある」「粉が出ている」「水を弾かない」といった表面的な現象だけで、雨水が建材や構造材に浸入すると決めつけるのは適切ではありません。

外装材を通過して構造材へ水が届くとは限りません

もし、閾値を超えると建材や構造材に雨水が浸入すると言いたいのであれば、現代の外装材について冷静に考える必要があります。

現代の技術において、ひび割れやチョーキング程度で吸水してしまう外装材は、そもそも販売されていないと考えてよいでしょう。

百歩譲って多少吸水するとしても、外装材を通過して構造材に到達するような状態にはなりません。スポンジ状にでもなっていない限り、面材である板があれば水が透過しないことは、プロでなくても理解できることです。

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