【完工事例】[19.12.16]藤沢市A様邸・雨漏り再現調査(担当:能登広)

物件データ

施工中リポート

2019年9月12日 散水調査

建物外観

雨漏り診断士の資格所持者が、疑わしい箇所に水をかけて、漏水箇所を特定する「散水調査」を行います。

 

調査①

1階和室漏水位置直上の2階窓下、バルコニー床へ約2m散水しました。(立ち上がり部分に水が掛かるように散水を行っています。)

2019/9/12 9:15~9:15
漏水再現(約0分)しました。
※この後に、立ち上がりに水が掛からないように、バルコニー床だけを散水しましたが、約20分で漏水しました。
(写真を撮っていたのですが、データーが破損してしまっていました。)

 

調査①

1階和室天井を赤外線で撮影しました。
青色の部分が濡れている箇所です。
(※水は天井から垂れる状態でした。)

 

調査①

1階和室天井を赤外線で撮影しました。
青色の部分が濡れいている箇所です。
(※この箇所では、水は垂れませんでした。)

 

調査②

2階バルコニー床排水ドレンへ散水しました。

2019/9/12 9:15~10:45
漏水再現せず
調査②は、調査①と同時に散水を行っており、調査①が漏水し、調査①の散水を止めた後も掛け続けましたが、漏水しませんでした。

 

調査③

2階バルコニー西面腰壁内側へ散水しました。

2019/9/12 11:00~12:30
漏水再現しませんでした。

 

調査④

1階和室漏水位置直上、2階窓戸袋と窓の取り合い部へ散水しました。

2019/9/12 13:30~14:30
漏水再現しませんでした。
※調査①の結果より、散水時間を60分としました。

 

調査⑤

2階バルコニー西面腰壁、アルミ笠木より散水しました。

2019/9/12 13:30~14:30
漏水再現しませんでした。
※ただし、散水を止めた後、しばらくして、バルコニーの上裏、西面にあるひび割れ箇所から、水が垂れたのを確認しました。

 

調査⑤

調査⑤の散水を止めた後に、南西のバルコニー上げ裏のひび割れより水が浸出してきたのを赤外線で撮りました。
調査⑤の散水を止めた後も、しばらく水が浸出し続けたため、調査⑤によって漏水したわけではなく、バルコニー床より浸入した水がバルコンー床内部である程度たまったものが浸出したものであると、推察されます。

以上、散水調査の結果、漏水箇所を特定しました。