【お客様の声】鎌倉市H様~調査から施工まで、大変ご満足いただけました。
2階屋根の修理を依頼しました
壊れた部分を丁寧に調査して頂き、また原因や修理方法について
も撮影した写真とともに詳しく説明して頂けたので安心してお願
いすることが出来ました
また作業員の方々もとても感じがよく、2階の屋根という自分で
は見ることが難しい場所ですが、作業の工程ごとに写真を撮って
頂けたので、修理箇所を細かく見ることが出来、大変満足してお
ります。ありがとうございました。
H様
ご評価くださり、誠にありがとうございます。
今回は、H様が屋根のわずかな不具合にお気づきになられたおかげで、適切な対応ができ、大事に至りませんでした。
私は常々お伝えしているのですが、業者が行う「定期点検」では、建物の不具合を見つけることはできません。医師の前で患者が丸裸になって「どこが悪いか当ててみろ」と言うのと同じだからです。医療行為は、そのほぼすべてにおいて、まず患者の「いつもと様子が違う」という自覚症状が端緒となります。要は変化を感じ取っているわけです。そして、患者自らの意思でクリニックに赴くのです。
では、建物の維持延命に関して、医療行為のようなアプローチをするとします。建物の自覚症状に気づけるのは、業者ではなく住まい手ご自身です。なぜなら、初めて建物に接する業者であれば、その変化を知る由もないですし、以前から付き合いのある業者にしても、住まい手が目にする頻度よりは圧倒的に少ないからです。
住まい手が建物の変化に気づき、「医師」としての業者に連絡するわけですが、そこで間違わないようにしたいのは、住まい手でその変化(不具合)の原因を決めつけないことです。医師がそうではないと言っているのに、自分は重篤な病であると思い込んでいる患者のようになってしまうからです。住まい手はあくまで症状を伝えるだけで、それが病気であるか否かを判断するのは業者の仕事です。
H様におかれましては、その点を深くご理解くださり、現象だけをお伝えいただいたので、最も合理的に改良することができました。この場をお借りしまして、心より厚く御礼を申し上げます。
リペイント湘南 原田芳一