今日からI様邸の塗装工事が始まりました。
今日は足場組みです。

足場は弊社で組みました。

私たちが作業をするための足場なので、きちんと作業ができるように、手は届くか、移動しにくいところはないかなど、確認しながら凹凸にも対応していきます。

今日は洗浄工事です。
洗剤を噴霧しています。

洗剤がなじんだら、高圧水洗を行ないます。
コケや藻、カビなどを落としていきます。
きれいになっているのが分かりますか？

外壁にも同じように、洗剤を噴霧していきます。

高圧水洗です。
かなり圧力がかかっているのが分かりますか？
汚れだけではなく、脆弱な箇所も吹き飛んでしまうほどです。

外壁などの洗浄と一緒に、玄関ドアの旧塗膜の剥離も行ないました。

まずは既存の状態です。

薬品を塗布して既存塗膜を浮き上がらせます。

旧塗膜の剥離後です。

薬品を変えて、さらにあく洗いを行ないました。
汚れの種類により、薬品を使い分けます。

今日はあく洗いを行ないました。
あく洗いとは、木に付いた汚れやシミ、日焼けなどを薬品を使い、落としていく作業です。

薬品は雑巾できれいにふき取ります。

あく洗い後です。

同様に雑巾でふき取ります。
きれいな水で洗った雑巾で何度も何度もふき取り、薬品が残らない様にします。

あく洗い後です。
木が均一にきれいになったのが分かりますか？

その他今日は、サッシやメジの既存シーリングの撤去などを行ないました。

シーリングを撤去した箇所にバックアップ材を挿入しています。
分かりにくいですが、手に持っているのがバックアップ材です。
バックアップ材にはシーリングが接着しないようになっているので、側面のみの２面にシーリング材が接着し（２面接着）、底部まで接着させた３面接着よりも、サイディング（外壁）の動きに追従しやすくなります。

２面接着を意識しながら、プライマーを塗布していきます。

シーリング材を充填し均していきます。

今日もシーリングの打ち替えを行ないました。
その他、屋根の棟包などの板金のケレン（さび落しおよび目荒し）やさび止め塗装などを行ないました。
写真は棟包みのケレン作業です。

屋根の板金にさび止め塗装をしています。

今日は屋根の塗装を行ないました。

まずは下塗り材を塗布しているところです。
たっぷりとしみこませていきます。

屋根の板金も塗装していきます。

屋根塗装の上塗り１回目です。

屋根塗装の上塗り２回目です。
屋根板金の上塗り２回目の写真は撮り忘れてしまいました。；；

その他今日は、鉄部や樋などのケレンも行ないました。

昨日ケレンした鉄部にさび止めを塗っています。

こちらは「水切り」と呼ばれるところです。

「笠木」と呼ばれるところにさび止めを塗っています。

いつも目にしているところなのに、「名前」をきかれると分からないものです。

３Fのバルコニーの床が「ぶあぶあ」しており、お客様が大変気にしておられた箇所です。
大工さんを呼んで、裏側にあたる２Fの天井部分をはがしてみると、しばらく雨など降っていないにもかかわらず、写真のように木がびっしょりと湿っていました。

きれいに見えたバルコニー床の防水層でしたが、剥がしてみると、木が腐ってしまっていました。

立ち上がり部分もこの通り腐っています。

外壁のサイディングも剥がしてみましたが、こちらは大丈夫のようです。

木の劣化状況から、水切りと笠木の小さな隙間から水が入ってしまったようです。

大工さんに下地を作り直してもらいました。

さらにプライマーを塗布しています。

大工さんに作ってもらったバルコニーに防水を施しました。
プライマーを塗布した上にファイバー入りのクロスを貼っていきます。

その上にまたクロスを貼ります。

そしてまたまたプライマーを塗布。

床面も同じように、プライマー×クロスの作業を繰り返します。

何度も繰り返し、丈夫な下地が出来上がります。

上塗りをして完成です。

シーリング材にはいろいろな種類があり、塗料が付かないもの（シリコン系シーリング材）があるので、そのシーリング材の上にはあらかじめプライマーを塗布していきます。

水切り上塗り１回目を行ないました。

外壁塗装を行なう前に、新設したシーリング材の上に過疎化防止剤を塗布していきます。
これはブリードといってシーリング材に含まれる可塑剤が塗料に移行し、塗装面を汚してしまうことを防ぐ働きがあります。

外壁の下塗りを行なっているところです。

破風にも下塗りを入れました。

幕板（３階部分と１・２階部分を仕切る帯）もあらかじめ下塗り材を塗っておきました。
下塗り後には、外壁塗装の際、飛び散った塗料が付かないよう、養生（ビニルシートなどで覆う作業）を行ないました。

外壁の上塗り塗装１回目です。
今回は幕板の上下で色分けを行ないます。

破風の上塗り１回目を行なっています。
今回は破風もハイドロテクトカラーコート（光触媒塗料）です。

破風の上塗り２回目です。

大工さんにボードを取り付けてもらい、塗装しました。
上塗りの１回目です。

軒裏の上塗り２回目です。

３Fの外壁の上塗り２回目です。

その他、軒樋などの上塗りも行ないました。

１・２Fの外壁の上塗り１回目です。

１・２Fの外壁の上塗り２回目を行なっています。
幕板を挟み上下に色が付いたので、建物のイメージがだいぶ出来上がってきました。

養生を剥がし、細かい箇所の塗装に入りました。

写真は幕板の上塗り１回目です。

幕板塗装の上塗り２回目です。
こちらも、外壁や破風と同様ハイドロテクトカラーコート（光触媒塗料）を使用しています。

外壁の塗装が終わると、皆で手分けをして細かい箇所の塗装を行なっていきます。

あく洗いまでしていた玄関ドアも塗装作業に入りました。
写真はあく洗い後の状況です。

やすりを使って、丁寧に下地調整をしていきます。

細かいところは指先で丁寧にやすりがけを行ないます。

吸い込み止めを塗布しています。
木の材質によって吸い込みやすい場合にはこのような作業を行ないます。

玄関ドアの内側に合わせて選んだ色を塗装しています。

着色後はこんな感じです。

さらに透明の保護塗膜を塗装していきます。（クリア塗装）
上塗りの１回目です。

上塗りの１回目が終わって、こんな感じです。

また、やすりがけを行ないます。

上塗りの２回目です。
艶が出てきました。

塗り替える前の玄関ドアです。

こんなにきれいになりました。＾＾

その他、雨樋や鉄部などの塗装も行ないました。

こちらは雨樋の上塗り塗装の１回目です。

上塗りの２回目です。
艶が出て、きれいになりました。

工事期間中に汚れてしまった、ガラスや地面などの掃除を行い、無事に足場を撤去いたしました。

暑い中での作業でしたが、お客様のご協力のもと、無事に作業を終えることができました。
ありがとうございました。