長雨・台風による雨漏りと塗装工事の影響について

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長雨と台風によって雨漏りが発生する仕組み

9月の記録的な長雨と下旬に関東沖を通過した台風25号によって雨漏りが多く発生しました。そのメカニズムですが、次のようなパターンが多いのではないかと推察します。

・長雨により屋根や外壁などといった外皮の排水能力を超え、内部に雨水が滞留した。
・台風25号によって外皮内部の雨水があふれ、雨漏りとなった。

スポンジが乾く前に水が供給され(長雨)、飽和状態となってあふれ出した(台風)といった感じです。

雨水対策は速やかに排出させることが大切です

この仕組みで発生した雨漏りのポイントですが、「想定を上回った」ということです。見方を変えれば、建物の不具合で発生したのではないということです。

こと木造の建築物における雨水対策は、「雨水の浸入を防ぐ」ことよりも「雨水を速やかに排出させる」ことに主眼を置いています。ですから、極論、たまに雨漏りすることは織り込み済みであり、不具合がなければ対策を取る必要もありません。

塗装工事が雨漏りの誘因となる可能性について

ただ、こちらのお宅では、2年前に外壁や屋根の塗装工事を行ったということで、それが誘因となって発生した可能性は否定できません。外皮表面を塗装すると、排水効率は落ちてしまうのは間違いありません。

また、弊社で携わった雨漏り案件で多いのは、塗装や防水をした後2年~7、8年です。ですから、今回の雨漏りは、塗装工事によってもたらされたのかもしれません。

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