笠木の形状で壁内への雨水浸入リスクは変わります
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今回は、壁の上部に設置される「笠木」の役割について、2枚の写真を比較しながらご紹介します。
笠木は壁内への雨水浸入を防ぐフタです
笠木とは、ベランダや屋上の立ち上がり壁などの上部を覆う部材です。壁の一番上は雨を直接受けやすいため、適切な笠木で覆う必要があります。
笠木の大切な役割は、壁の上部から内部へ雨水を浸入させないことです。いわば、建物の壁を雨から守る「フタ」のようなものです。

雨を防ぐ性能は笠木の形状で変わります
1枚目の写真では、壁上部の端に劣化が見られ、側面には雨だれの跡も確認できます。壁上部を覆う形状や端部の納まりが十分でなければ、雨水が壁面や内部へ回り込みやすくなります。
一方、2枚目の写真では、金属製の笠木が壁の上部を広く覆い、側面にも立ち下がっています。雨水を壁から離して流すためには、上面を覆うだけでなく、端部の納まりも重要です。

塗装より先に雨仕舞を確認することが大切です
壁面をきれいに塗装しても、笠木の形状や接合部に問題があれば、上部から雨水が回り込む可能性があります。
建物を雨から守るために重要なのは、表面を塗ることだけではありません。雨水を壁内へ入れず、建物の外へ適切に排出する「雨仕舞」が整っているかを確認する必要があります。
笠木の劣化や不適切な納まりが疑われる場合は、表面の塗り替えだけで済ませず、雨水の流れや壁内部への影響まで調査することが大切です。
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