悩んでしまう外壁塗装の壁の色の選び方、決め方を教えます!(色の見え方編②)

 

リペイント湘南の原田京子です。

 

前回、色は隣接する色によって見え方が変わってしまうというお話をさせていただきました。
悩んでしまう外壁塗装の壁の色の選び方、決め方を教えます!(色の見え方編①)もぜひ合わせてご覧ください!^^


今回は大きさが与える影響についてお話ししたいと思います。

大きさが色に与える影響について視覚的に理解してみましょう!

15-60Fという色に注目してみてください。

上の写真と同じ色ですが、前回お話ししたように隣接する色の影響を受け、少し明るく見えるかと思います。

同じ色が大きくなりました。
こちらはどうでしょうか?

少し難しいですが、大きくなるとその色が持つ特徴が強調されるようです。

この場合ですと色目が鮮やかに感じられるような気がしますがいかがでしょうか?

ではこの85-85Bという色ではどうでしょうか?

大きくなると少し明るさや白さが強調された気がしますがいかがですか?

では更に大きくなるといかがでしょう?

このお家の2階部分の色が85-85Bという色になります。

色はご存知の通り、明るさの影響も受けますので、曇りバージョンも撮ってみました。^^
いかがでしょうか。

色はその面積が大きくなると色の持つ特徴が強調される

少し明るくなったとか、鮮やかになったといったニュアンスを共有するのは大変難しいのですが、その色が大きくなると、明るいものはより明るく、鮮やかなものはより鮮やかに感じられる様です。
・・・。
となると、家の壁の色を選ぶのは本当に難しいですよね。^^;

色の持つ特徴が強調されるということなので、カタログの色見本などから色を選ぶ際にはイメージよりも少し落ち着いた色を選ぶと良いかもしれませんね。
基本的に塗料メーカーから出されているカタログは家の壁に合うような色合いがチョイスされているので、どの色を選んでも「とんでもないことになった!」なんてことにはならないはずですが、イメージと違うということはあるかもしれません。

一番間違いがないと私が考えるのは、自分のイメージに合った家を見つけることです。
「このお家の壁の色に自分の家の壁も塗り替えたい!」という家を見つければ占めたもの。
そのお家の方に事情を説明して、壁の色を調べさせていただきましょう!

その際に役立つのがこちらの色見本帳です。
比色マスクを活用し、正確に色を判断しましょう!
塗装屋さんであれば、必ずこの色見本帳は持っているかと思いますので、ぜひ相談してみてくださいね。

家の壁の色を判断する場合には、必ず色見本帳を実際の壁に当ててみることが大切です。
遠くからの目視なんかじゃ絶対に分かりません!

ちなみに、こちらのかわいらしいお宅の外壁を色見本帳で見てみると…

19-70Fという色番になります。

信じられますか?笑

お客様も驚かれた色ですが、実際にこの家の色にしたいと探してこられたお宅まで行って、色を確認させていただきお選びいただいた色です。

比色マスクを活用しても、実際に壁に当ててみないと、感覚的にはこれだけの誤差が出てきてしまいます。

私の感覚では、色目の強いものほど色の誤差が大きく感じます。
難しいですね。^^;

A4サイズの色板で確認するのがおすすめ!

私たちリペイント湘南では、 少しでも色の感覚の誤差をなくすため 、色選びの際にはお客様にカタログや色見本帳からお選びいただいた何色かを、A4版の大きさの色板で確認していただくようにしています。
塗料メーカーでの発注が可能ですので、相談してみてくださいね。

それでも、やっぱり色選びは難しい!
でも諦めないでください!イメージ通りの色はきっと見つかるはずです。^^

次回は色の伝え方のお話をさせていただきたいと思います。
色は記号で表すことが出来ます。今までのお話でも何度も登場したあの番号です。
これってとっても画期的!
この番号の意味が分かると、色選びの際にとっても便利!
きっと役立つと思います!
どうぞお楽しみに!

6月5日更新:【悩んでしまう外壁塗装の壁の色の選び方、決め方を教えます!(色を伝える~色番号とその意味)】を追記しました!
ぜひとも合わせてお読みください!^^

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