基礎のひび割れは雨がかりを確認してから判断しましょう

住宅基礎のひび割れと雨がかりを確認する様子

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昨日の台風25号では、神奈川県内も大雨となり、多くの被害が報告されています。被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

今回は、住宅の基礎に見つかったひび割れをどのように判断すべきか、「雨がかり」と「雨仕舞」の観点からお伝えします。

基礎のひび割れは「雨がかり」の確認が大切です

基礎にひび割れがあると、「雨水が浸入して鉄筋が錆びるのではないか」と心配になる方も多いと思います。実際に、ひび割れをモルタル等で埋めるよう勧められることもあります。

しかし、ひび割れがあるという事実だけで、そこから雨水が浸入していると判断することはできません。

まず確認したいのは、そのひび割れに実際に雨が当たっているかどうかです。軒の出や外壁の形状、基礎の位置によっては、大雨でもほとんど濡れない箇所があります。

補修の前に大雨の日の状態を確認しましょう

今回の住宅では、台風による強い雨の日にひび割れの状態を確認していただきました。その結果、ひび割れには雨が当たっていなかったとのご報告がありました。

めったにないほどの大雨でも濡れていなければ、その箇所には通常、ほとんど雨がかからない可能性が高いと考えられます。

ひび割れの幅や深さ、進行性などは別途確認する必要がありますが、雨水浸入の対策として補修を勧めるのであれば、まず雨がかりの有無を確かめることが欠かせません。

雨仕舞の設計と施工が建物を守ります

雨仕舞を重視した建物では、屋根や外壁が雨水を適切に外へ流し、基礎に雨がかかりにくいように設計・施工されています。

大切なのは、表面を埋めることだけではなく、雨水がどこに当たり、どのように流れているのかという建物の仕組みを確認することです。

今回、基礎が濡れていなかったという事実からは、その住宅メーカーの雨仕舞に関する設計・施工の水準の高さもうかがえます。補修を検討する際には、建物の良い部分まで否定することなく、現場の事実に基づいて判断することが重要です。

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